前走に人気を裏切ったパターンを見てみると
人気<着順(人気を裏切った馬)
【基礎】
67-36-25-81 32.1% 49.3% 61.2% 95 90
【鮮度後】
6-7-3-7 26.1% 56.5% 69.6% 109 125
そもそもキングカメハメハ産駒で前走人気を裏切って2着か3着の馬、
と基礎データ部分だけで既に恐ろしい数字。
単純に好走後に強く崩れにくい種牡馬であることがはっきり出る。
が、さらに恐ろしいのは鮮度後の数字で、
勝率こそやや下がるが後の数字は軒並み跳ね上がる。
ポイントとしては
・前走が強いショックによる勝利でないこと
・強いショック後の場合、今回も強いショックがかけられること
を押さえておきたい。
ディープと違い、当日1番人気=分かりやすい有力馬でないと
率がガタッと落ちるなんてこともないので、安心して買えるはず。
次に人気=着順のパターンを見ると、
人気<着順(人気を裏切った馬)
【基礎】
38-21-26-49 28.4% 44.0% 63.4% 104 107
【鮮度後】
2-1-0-2 40% 60% 60% 134 84
なんというか、基礎データからしてすでにびっくりする数字が並ぶ。
鮮度後はデータが少ないので分析しづらいが、
2番人気のノーショック馬が2頭勝っていることからも相性は悪くなさそう。
凡走した馬は前走4角10番手以降の追込馬だったので、
極端な脚質での好走などはダメージになるかもしれない。
最後に前走が激走だった人気以上の走り組を見てみると、
人気<着順(人気を裏切った馬)
【基礎】
59-52-47-250 14.5% 27.2% 38.7% 80 75
【鮮度後】
2-10-8-16 5.6% 33.3% 55.6% 35 120
さすがに基礎データは常識的な数値に落ち着いた、が。
鮮度後の連対率及び複勝率は全部買っても儲かるレベルを計上した。
ディープと較べても複勝率が+15ポイント、回収値で+45円だからすさまじい。
個別に見ていくと前走が4角10番手以降からの出走は4頭中3頭が凡走。
1頭は前走重賞からのダウンで2番人気3着なので、
この形は人気=着順組同様ダメージを残しそうだ。
また、前走逃げた3頭も馬券になっていないので、極端な脚質は注意したい。
あと、疲労耐久性の問題が出るのか前走よりも詰めてきた形で内枠だと
揉まれて脆さを発揮するパターンが目立つのは辞典の記述通りといえるだろう。
逆に言うとそういうダメージが噴出しそうな馬を除いていくと確率良く馬券になりそう。
というわけで、キングカメハメハのまとめ。
・鮮度後でも勢いが残るのか、もう一丁は十分あり得ると考えるべき。
・厳しいのは前走がダメージを残しそうな脚質の走りの時。
・また、間隔詰めた状況で内枠も揉まれて投げる場合がある。
という感じ。ご参考までに。
次は個性派G1馬をたくさん輩出するあの種牡馬…?